集団的自衛権、予算委開催で自公一致 閣議決定後に

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 自民、公明両党は25日、幹部会合を都内で開き、憲法の解釈を変えて集団的自衛権を使えるようにするための閣議決定後、安倍晋三首相が出席する予算委員会の閉会中審査を開くことで一致した。時期や期間については調整を続けるが、自民党石破茂幹事長は記者団に「国民に説明する場が必要だ」と語った。

 政府・自民は、安倍首相が7月上旬に豪州を訪問する前の閣議決定を目指している。会合では、閣議決定の時期は話し合わなかったが、首相自ら国会で決定の内容を説明する必要性があることを確認。閣僚の海外出張もあるため、7月下旬以降に衆参で予算委員会を開く方向で検討している。期間について、自民党国対幹部は「衆参で1日ずつ開けば十分だ」と話す。