公明 山口代表 夫婦別姓「国会で議論深めたい」

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公明 山口代表 夫婦別姓「国会で議論深めたい」

12月17日 14時29分

公明党の山口代表は、記者会見で、夫婦別姓を認めない民法の規定は憲法に違反しないとした最高裁判所の判断は、「立法府として議論を深めてほしいという期待だ」と指摘し、いわゆる「選択的夫婦別姓制度」の導入も含めて、国会で議論すべきだという考えを示しました。
この中で、山口代表は夫婦別姓を認めない民法の規定について、最高裁判所が16日、憲法に違反しないという判断を示したことについて、「積極的な合憲というよりも違憲にはできないが、立法府として議論を深めてほしいという期待を示したものと受け止めるべきだ」と指摘しました。そのうえで、山口氏は「国会で議論が深められるように努力したい」と述べ、希望すれば夫婦が別々の姓を名乗ることができる「選択的夫婦別姓制度」の導入も含めて、国会で議論すべきだという考えを示しました。
また山口氏は、衆議院の選挙制度の見直しを検討している有識者の調査会が、定数を小選挙区比例代表で合わせて10削減するなどとした答申案を固めたことについて、「公明党は『議論を調査会に委ねた以上、結論は尊重することを基本とする』と申し上げてきた。正式な答申を見極めて検討したい」と述べました。