政府・与党 丁寧に説明し安保法案早期成立を

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政府・与党 丁寧に説明し安保法案早期成立を

7月27日 14時39分

政府与党協議会が開かれ、今の国会の最大の焦点となっている安全保障関連法案が、27日、参議院で審議入りしたことを受けて、政府・与党で連携して、法案の必要性などを丁寧に説明し、国民の理解を得て早期成立を図る方針を確認しました。
政府与党協議会には、政府側から菅官房長官、与党側から自民党の谷垣幹事長や公明党の井上幹事長らが出席しました。
この中で、菅官房長官は、安全保障関連法案が、27日に参議院で審議入りしたことに関連して、「『戦争法案』とか『徴兵制』といった誤解を解くべく、きちんと説明をしていきたい」と述べました。これに対し、自民党の谷垣幹事長は「厳しい審議になると思うが、丁寧に説明していきたい。いろいろと重要な案件があるので、緊張感を持って臨みたい」と述べ、政府・与党で連携して、法案の必要性などを丁寧に説明し、国民の理解を得て早期成立を図る方針を確認しました。
また、会議では、新国立競技場の整備計画を巡って、菅官房長官が「ゼロベースで見直し、できるだけコストを抑えていきたい。秋口には新しい計画を策定したい」と報告したのに対し、公明党の井上幹事長は「これまでの経緯を検証し、責任の所在を明確にして進めることが大事だ」と指摘しました。