安保関連法案 維新が２９日に対案概要提示へ
維新の党の馬場国会対策委員長は国会内で記者団に対し、取りまとめを進めている安全保障関連法案への独自の対案について、週明けの２９日に自民、民主、公明の３党に概要を提示し、理解を求めていく方針を明らかにしました。維新の党は、安全保障関連法案の独自の対案を来週にも取りまとめたいとしていて、政府・与党からは修正協議に前向きな声が出ています。
これに関連して、維新の党の馬場国会対策委員長は国会内で記者団に対し、週明けの２９日に自民、民主、公明の３党に対案の概要を個別に提示し、理解を求めていく方針を明らかにしました。そのうえで馬場氏は、「対案は維新の党の考え方を体現したものだ。国民に対して責任を持つという意味で、対案の取り扱いを非常に重要視しており、真剣勝負で丁寧に議論を進めていきたい」と述べました。
対案を巡って党内では、野党の連携を重視する松野代表らが与党側との修正協議に否定的な構えなのに対して、党の最高顧問を務める大阪市の橋下市長が修正協議に期待感を示すなど、意見の違いが表面化していて、来週以降、与党側との協議がどのように進むかが焦点となります。
