公明 山口代表 安保法案「丁寧な説明を」

参照元 公明 山口代表 安保法案「丁寧な説明を」

公明党の山口代表は23日の記者会見で、今の国会の会期が9月27日まで95日間延長されたことを受けて、安全保障関連法案を確実に成立させたいという考えを示したうえで、政府に対し国民の理解が深まるよう、より丁寧な説明を求めました。
この中で公明党の山口代表は、「会期を大幅に延長したのは、『平和安全法制』について、しっかりと充実した議論をして、成立を図るという趣旨だ」と述べ、今の国会で、安全保障関連法案を確実に成立させたいという考えを示しました。
そのうえで山口氏は、「法案の趣旨や内容を国民に分かってもらえるよう、政府としては繰り返し丁寧に分かりやすく説明をつくすことが大事だ」と述べ、政府に対し国民の理解が深まるよう、より丁寧な説明を求めました。
また山口氏は、安倍総理大臣が戦後70年のことし発表する「総理大臣談話」について、「談話の内容だけでなく、閣議決定するかなどの決定のしかたも、内外にいろいろな影響を与え得る話だ。そうした政治的な意味をよく考えて、政府・与党で一定の合意を作ったうえで、最終的に内閣が判断すべきだ」と述べました。