参議院清水谷宿舎 建て替えへ

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参議院議員宿舎の建て替えを検討している与野党の作業チームは、東京・千代田区にある清水谷議員宿舎について老朽化が進んでいるとして、同じ敷地で建て替える方針で一致し、今後、部屋数などの具体的な計画を検討することになりました。
参議院の清水谷議員宿舎は完成から50年近くがたち老朽化が指摘されていることから、参議院では各会派で作業チームを作り建て替えを検討しています。
14日開かれた作業チームの会合には自民党民主党公明党維新の党、共産党の各会派が出席し、座長を務める自民党の牧野たかお副幹事長が清水谷宿舎は耐震性にも問題があると指摘されているなどとして、同じ敷地で建て替える案を示しました。これに対して、維新の党が「宿舎の建て替えを行う前に議員定数の削減に取り組むべきだ」などと主張しましたが、最終的に、同じ敷地で建て替え、新たな宿舎を建設する方針で一致しました。
参議院は今年度、建て替えのために2000万円の調査費を計上しており、作業チームでは今後、新たな宿舎の部屋数などの具体的な計画を検討することにしています。