新年度暫定予算案 今月３０日成立へ
衆参両院の議院運営委員会の理事会がそれぞれ開かれ、政府が２７日、国会に提出する予定の新年度・平成２７年度の暫定予算案は、来週３０日に衆参両院の本会議でそれぞれ採決が行われて可決され、成立する見通しになりました。政府は、新年度・平成２７年度予算案が今月中に成立するめどが立たないことから、憲法の規定で予算案が自然成立する来月１１日までの間、社会保障費の支払いなどに支障が出ないよう、暫定予算案の編成を進めており、２７日、国会に提出する予定です。
こうしたなか、２６日、衆参両院の議院運営委員会の理事会がそれぞれ開かれ、新年度の暫定予算案の取り扱いを協議しました。その結果、新年度の暫定予算案は、来週３０日にまず衆議院の予算委員会で質疑と採決が行われたあと、本会議に緊急上程されて可決されて参議院に送られ、参議院でもその日のうちに予算委員会での質疑と採決、本会議での採決が行われることになりました。
この結果、新年度の暫定予算案は、来週３０日の参議院本会議で、自民・公明両党などの賛成多数で可決され、成立する見通しになりました。
