高村氏 「安保法制」説明のため米国へ

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自民党の高村副総裁は、カーター国防長官らアメリカ政府の要人と会談し、安全保障法制の整備に向けて、自民・公明両党で合意した法案化の「具体的な方向性」の内容などを説明するため、26日午前、ワシントンへ出発しました。
安全保障法制の整備に向けた与党協議の座長を務める自民党の高村副総裁は、26日から4日間の日程でアメリカを訪問することにしており、26日午前、成田空港からワシントンへ出発しました。
高村氏は、滞在中、カーター国防長官ら政府要人と会談するほか、有力なシンクタンクである「CSIS=戦略国際問題研究所」で講演することにしています。一連の会談で高村氏は、集団的自衛権の行使を容認した去年7月の閣議決定に基づいて、自民・公明両党が与党協議で合意した法案化の「具体的な方向性」の内容を説明し、アメリカ側の理解を得たい考えです。
また高村氏は、日米防衛協力の指針、いわゆる日米ガイドラインの見直しについて、「安全保障法制の整備と密接な関係がある」として、「具体的な方向性」を反映させるべきだという考えもアメリカ側に伝えることにしています。