70年総理談話与党の意見聴取も

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官房長官は、29日午後の記者会見で、戦後70年となることし発表する「総理大臣談話」について、最初に有識者会議で議論したうえで、自民党公明党の意見を聞く場も設けて、取りまとめを進めていくことになるという認識を示しました。

この中で菅官房長官は、戦後70年となることし発表するとしている「総理大臣談話」について、「安倍総理大臣は、歴代内閣の歴史認識は引き継いでいくと明言している。具体的な内容は、今後、有識者のご意見を伺いながら、政府として検討していく」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「有識者会議でまず議論するが、政権与党として、公明党からいろいろな話を正式に聞いていく形になるだろう。スタートすれば、当然いろいろな機会を作っていく」と述べ、「総理大臣談話」は、最初に有識者会議で議論したうえで、自民党公明党の意見を聞く場も設けて、取りまとめを進めていくことになるという認識を示しました。
また、菅官房長官は、「総理大臣談話」を閣議決定するかどうかについて、「基本的に従来の閣議決定をするのだろうが、談話を決定する前から、ああでもない、こうでもないという事態はありえない」と述べました。