自民 全国幹事長会議開き統一選準備本格化へ

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自民党は、佐賀県知事選挙で自民・公明両党が推薦した候補が敗れたことを重くみて、今月中にも全国幹事長会議を開き、4月の統一地方選挙に向けて景気回復の成果を地方に波及させると訴えていくことを確認するなど、選挙準備を本格化させる考えです。

今月11日に行われた佐賀県知事選挙は保守分裂の選挙となり、自民・公明両党が推薦した候補が農協の政治団体などの支援を受けた候補に敗れました。
これについて安倍総理大臣は13日の自民党の役員会で、「残念な結果だった。敗因をしっかり分析し、4月の統一地方選挙に生かしていきたい」と述べ、統一地方選挙への準備に万全を期すよう指示しました。
こうしたことを踏まえ、自民党は今月中にも全国の都道府県連の幹事長を集めて会議を開き、統一地方選挙に向けて景気回復の成果を地方に波及させると訴えていくことを確認することにしています。また茂木選挙対策委員長らは、来月から手分けして全国の都道府県連を訪れ、インターネットの活用など統一地方選挙に向けた取り組みを具体的に指示することにしており、党として選挙準備を本格化させる考えです。