自公 訪中し政党間交流再開を

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自民・公明両党は、与党としても中国との関係改善に役割を果たしたいとして、両党の幹事長が中国を訪問して、中断している中国共産党との政党間交流を再開させる方向で検討しています。

自民・公明両党は、5年前まで、中国共産党と「日中与党交流協議会」を開催して、政党間交流を行っていましたが、その後の政権交代や両国の関係悪化の影響で、交流は中断したままになっています。
これについて、両党は、およそ2年半ぶりに日中首脳会談が実現したのを受けて、与党としても中国との関係改善に役割を果たしたいとして、先月、自民党の谷垣幹事長と公明党の山口代表が、中国共産党で対外交流を担う中央対外連絡部の幹部とそれぞれ会談するなど、交流の再開に向けて調整を進めています。
そして、自民党の谷垣幹事長と公明党の井上幹事長は、中国を訪問して、中国共産党の幹部と会談し、政党間交流を再開させる方向で検討しています。
谷垣幹事長は、中国訪問の時期について、26日、「できるだけ早い段階で日程が調整できればいい」と述べていて、中国側との調整しだいでは、来月、通常国会が召集される前にも訪問したい考えです。