首相 豪の立てこもり事件で哀悼の意

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安倍総理大臣はオーストラリアのアボット首相と電話で会談し、シドニーで起きた立てこもり事件で犠牲になった人たちに哀悼の意を表したうえで、平和な社会の構築に向けたオーストラリア政府の取り組みを支持する考えを伝えました。

安倍総理大臣は日本時間の16日午後、オーストラリアのアボット首相とおよそ15分間、電話で会談しました。
この中で安倍総理大臣は、シドニーで武装した男が菓子店に押し入って客などを人質にして立てこもり、男女2人が死亡した事件について、「犠牲となった方々と家族に哀悼の意を表したい。事件を解決に導いたアボット首相の指導力に敬意を表し、平和で寛大な社会に向けて努力するオーストラリアと強く連帯していきたい」と述べました。
これに対し、アボット首相は「温かいことばに感謝する」と述べました。
また、今回の衆議院選挙で自民・公明両党が圧勝したことに祝意を伝えました。
そして、両首脳は来月、両国間のEPA=経済連携協定が発効することなどを踏まえ、経済や安全保障といった分野で、両国の協力関係を一層強化していくことで一致しました。