衆院選、1191人が立候補 前回より2割減

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 2日公示された衆院選には、小選挙区比例区で計1191人が届け出た。過去最多の1504人が届け出た前回の2012年より2割少なく、共産党を除く野党候補が2人以上立つ選挙区は3分の1に減った。

 今回の衆院選から、小選挙区の一票の格差を是正する「0増5減」により、定数は選挙区295、比例区180の計475となる。

 自民党は前職中心に選挙区で283人が届け出た。公明党は選挙区に前職9人を立て、自公として計292選挙区に擁立。前回と同様、ほぼすべての選挙区に候補者をそろえた。

 民主党は他の野党との候補者一本化を進め、選挙区は結党以来最少の178人にとどまった。維新の党も選挙区は前身の日本維新の会が前回に立てた約半数の77人に減った。

 次世代の党は選挙区に39人を擁立。共産党は沖縄の3選挙区を除く292選挙区に候補を立てた。生活の党は選挙区で13人を届け出たが、前身の日本未来の党が立てた111人から大きく減った。社民党は選挙区に18人を擁立。新党改革比例区東京ブロックのみに4人立てた。

 諸派のうち、幸福実現党と「支持政党なし」の2団体が比例区に候補者を立てた。