公明 山口代表 増税延期で社会保障充実と財政再建

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公明党の山口代表は、記者会見で、今回の衆議院選挙は「政権選択を国民に問う選挙だ」としたうえで、消費税率の10%への引き上げを1年半延期する間に経済を成長させることで、社会保障の充実と財政再建に努める考えを示しました。

この中で、山口代表は、今回の衆議院選挙について「消費税再増税は延期するが、社会保障の強化と財政健全化を進める。そのためには連立政権が必要で政権選択を国民に問う選挙だ」と述べました。そのうえで、山口氏は「いわゆるアベノミクスを引き続き強く推進し、消費税率の引き上げと同時に軽減税率の導入を実現する。自民・公明両党と民主党が2年前に合意した社会保障と税の一体改革は確実に進め、特に社会保障の維持や強化をしっかり進めていく」と述べ、消費税率の引き上げを延期する間 に経済を成長させ、社会保障の充実と財政再建に努める考えを示しました。
また、山口氏は、集団的自衛権を行使できるようにするための安全保障法制の整備について、「ことし7月の閣議決定で、考え方の基礎はできており、衆参の予算委員会での安倍総理大臣の答弁に基づいて進めていく」と述べました。