公明 山口氏「２７０議席の獲得を目指す」
公明党の山口代表は東京都内で記者団に対し、衆議院選挙では与党の安定的な国会運営につなげるため、いわゆる「絶対安定多数」の２６６議席を上回る２７０議席の獲得を目指す考えを示しました。
この中で公明党の山口代表は２１日、衆議院が解散されたことについて、「『デフレ脱却推進解散』だ。解散に至る経緯がかなりスピーディーだったこともあり、国民は不安や戸惑いを感じていると思うが、税制に関する新しい枠組みを示すには国民の理解が必要だ。やるべき経済対策をしっかりやり、デフレ脱却や経済再生を力強く前に進めることが、先の希望と安心につながるということで理解と協力を得たい」と述べました。
そのうえで山口代表は衆議院選挙での議席獲得目標について、「与党としては安定的な多数の議席として、およそ２７０議席の獲得を目指したい」と述べ、衆議院で１７の常任委員会のすべてで委員長を出したうえで、過半数の委員を確保できる、いわゆる「絶対安定多数」の２６６議席を上回る２７０議席の獲得を目指す考えを示しました。
