野党若手「新党含め連携強化を」

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民主党など野党5党の若手の国会議員が会合を開き、安倍総理大臣が衆議院の解散に踏み切った場合、国民に自民・公明両党に対抗する選択肢を示す必要があるとして、新党の結成も含め野党の連携を強化するよう、各党の執行部に働きかけていくことで一致しました。

国会内で開かれた会合には、民主党維新の党、次世代の党、みんなの党、生活の党の野党5党から、およそ50人の若手の国会議員が集まりました。
冒頭、会合を呼びかけた民主党玉木雄一郎衆議院議員が「来週にも衆議院が解散されると言われているが、これは、今のうちに解散すれば与党が議席を最大限確保できるという『今のうち解散』だ。政策で対立軸を示しながら、野党の大同団結に向けて全力で知恵と力を合わせていきたい」と述べました。
会合では、出席者から「野党がスクラムを組んで新しい勢力を作り、アベノミクスの失速を隠す解散に対抗すべきだ」という意見や、「共通の政策基盤を作って賛同できる人を結集するなど、あらゆる選択肢を検討する必要がある」といった意見が相次ぎました。
そして、安倍総理大臣が衆議院の解散に踏み切った場合、国民に自民・公明両党に対抗する選択肢を示す必要があるとして、新党の結成も含め野党の連携を強化するよう、各党の執行部に働きかけていくことで一致しました。