民主・みんな選挙協力へ まず衆院選挙区調整で合意

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 民主党海江田万里代表とみんなの党浅尾慶一郎代表は14日、国会内で会談し、衆院解散・総選挙に向けて選挙協力を進めることで一致した。ともに、共産党以外に野党候補がいない選挙区での候補者擁立を目指すことや、共通政策を作ることで合意した。

 会談は浅尾氏が要請した。295の小選挙区のうち、共産以外の野党の立候補予定者がいない選挙区は約90ある。会談後、浅尾氏は記者団に「自民、公明に代わる政治勢力の候補者を立てていくのが政党の責務だ」と述べた。同席した民主党枝野幸男幹事長も「候補者の立て方について情報共有していく」と語った。

 両代表は、民主、みんなの立候補予定者が競合している3選挙区について、一本化に向けて調整していくことでも一致。浅尾氏は、比例区で統一名簿を作って戦うことについても「一番効果がある選択肢の一つだ」と前向きな姿勢を示した。