消費税引き上げ「思い切った経済対策を」 公明・北側氏

参照元 消費税引き上げ「思い切った経済対策を」 公明・北側氏

北側一雄公明党副代表

 7〜9月(の経済状況)は必ずしも思ったような軌道を進んでいない。(消費増税による)反動からの持ち直しが遅れているというのが、いまの足元の状況だと認識している。じゃあ消費税率の引き上げは予定通りやるのか。社会保障の安定と充実がある。ただ、消費税は消費活動に直接影響を与えてしまう問題点がある。

 この年末までに安倍総理が経済状況を見たうえで判断するが、消費税の税率を予定通り上げるかどうかという問題を少し置いても、やはり足元の経済状況を考えると、思い切った経済対策を打ち出していかなければならない。またそれを打ち出さないと、なかなか引き上げの環境にはならないのではないかと思います。

 (原油価格高騰の対策などを挙げ)来年の当初予算案はもちろんだが、こういう経済対策を補正予算で編成して、年度内に対策を打ち出していく。そういうことも足元の経済状況を見たときに必要だと痛感している。ぜひこれを実現できるようにがんばりたい。(堺市での政治資金パーティーで)