山口代表「高市大臣は靖国参拝控えるべき」

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公明党の山口代表は民放のラジオ番組で、高市総務大臣靖国神社の秋の例大祭に合わせて参拝したいという考えを明らかにしたことについて、日中関係の改善に向けて近く首脳会談を実現させるためにも、参拝は控えるべきだという考えを示しました。

このなかで、公明党の山口代表は、高市総務大臣が17日からの靖国神社の秋の例大祭にあわせて参拝したいという考えを明らかにしたことについて「安倍総理大臣は来月のAPEC=アジア太平洋経済協力会議にあわせて日中首脳会談を行いたい意向で、政党や議員なども環境整備に向けて努力している。個人のいろいろな考えはあってもいいが、外交的な課題を引き出してしまうことは避けるべきだ」と述べ、参拝は控えるべきだという考えを示しました。
また、山口氏は、日米防衛協力の指針、いわゆるガイドラインの見直しに関連し「国内の安全保障法制の整備と密接に連動し、整合性を持たせる必要がある。法整備に向けてかなり多岐にわたる課題がある。矛盾なく法律の形にするには時間がかかるはずで、必ずしも年内の合意にはこだわるべきではない」と述べ、時間をかけて作業を進める必要があるという認識を示しました。