集団的自衛権 来月に閉会中審査を
自民党の佐藤国会対策委員長は、民主党の松原国会対策委員長と会談し、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定が行われれば、来月１４日に衆議院、１５日に参議院で、いずれも安倍総理大臣に出席を求めて予算委員会の閉会中審査を行う意向を伝えました。
集団的自衛権の行使容認を巡って、政府・自民党は、与党協議で公明党と合意したうえで、来月１日にも閣議決定を行う方向で調整しています。
こうしたなか、自民党の佐藤国会対策委員長と民主党の松原国会対策委員長が国会内で会談し、民主党の松原氏は、「集団的自衛権の行使容認を政府与党だけで決めるべきではなく、閣議決定の前に国会で時間をかけて議論すべきだ」と述べました。
これに対し、自民党の佐藤氏は、「集団的自衛権の行使を容認する閣議決定が行われれば、国会の閉会中であっても、衆参両院の予算委員会で集中審議を行うことには決してやぶさかではない」と述べ、閣議決定が行われれば、来月１４日に衆議院、１５日に参議院で、いずれも安倍総理大臣に出席を求めて予算委員会の閉会中審査を行う意向を伝えました。
