公明副代表「来週事例説明聞く」

参照元 公明副代表「来週事例説明聞く」

公明党の北側副代表は党の会合で、集団的自衛権などを巡る与党協議の来週の会合で、政府側から集団的自衛権に関連する事例について説明を受ける考えを明らかにしました。

このなかで、公明党の北側副代表は、27日行われた集団的自衛権などを巡る与党協議について、「武力攻撃に至らない事態、いわゆるグレーゾーン事態への対応から議論したが、1つ目の事例の議論に時間がかかり、2つ目の事例の途中で終わった」と報告しました。
また北側氏は、与党協議の来週の会合では「すべての事例を説明してもらうことになる」と述べ、政府側から集団的自衛権に関連する事例について説明を受ける考えを明らかにしました。
そのうえで、北側氏は「与党協議では、グレーゾーン事態も国際協力の議論も、一つ一つ、しっかり丁寧に、やらせてもらいたい」と述べ、時間をかけて議論する考えを重ねて示しました。
また、会合では、グレーゾーン事態への対応のうち、27日の与党協議で議論が行われた、日本の離島などに武装集団が上陸し不法行為を行った場合への対処や、公海上で訓練をしていた自衛隊が日本の民間船舶が武装集団から不法行為を受けている事案に遭遇した際の対処について、「現実味のない事例であり、国民が理解できるような、分かりやすい事例を示してもらいたい」という意見が出されました。