補選で勝利「内閣の政策に一定の理解」

参照元 補選で勝利「内閣の政策に一定の理解」

官房長官は記者会見で、衆議院鹿児島2区の補欠選挙自民党の新人が初当選したことについて、消費税率引き上げ後、初めての国政選挙で経済の再生や安全保障政策など安倍内閣の掲げる政策に一定の理解が得られたという認識を示しました。

この中で菅官房長官は、27日に投票が行われた衆議院鹿児島2区の補欠選挙で、自民党の新人で公明党が推薦した候補者が当選したことについて「消費税率引き上げの直後で、野党が共闘するなか、自民党の候補者にとっては厳しい情勢のなかでの選挙だったが、勝たせていただくことができた」と述べました。
そのうえで菅官房長官は「日本経済の再生や、わが国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増すなかでの安全保障政策など安倍政権の掲げる政策に対し一定の理解を頂いたものと受け止めている」と述べ、消費税率引き上げ後、初めての国政選挙で安倍内閣の掲げる政策に一定の理解が得られたという認識を示しました。
また、菅官房長官は27日に投票が行われた沖縄県沖縄市長選挙で、自民党公明党が推薦し、民主党日本維新の会などが支持した無所属の新人が当選したことに関連して、「ことし12月に任期満了を迎える沖縄県知事選挙に向け、与党として大きな弾みになったのは間違いない。政府としても、アメリカ軍嘉手納基地を抱える沖縄市をはじめ、沖縄の振興と負担軽減の両面にわたって沖縄県民の思いに寄り添いながら、政府一体となって取り組んでいきたい」と述べました。