国会議員歳費削減 結論出ず元の水準に
国会議員の歳費を２割削減する期限が今月末で切れることから、衆議院議院運営委員会の理事会が対応を協議していましたが、２５日までに結論が出ず、歳費は来月から元の水準に戻る見通しになりました。
国会議員の歳費は、東日本大震災の復興財源の確保などを目的に、おととし１２月から２割削減されていますが、法律で定められた削減の期限が今月末で切れることになっていて、公明党は歳費の一部削減を続けるよう求め、日本維新の会、みんなの党、結いの党の３党は３割削減する法案を共同で衆議院に提出しています。
衆議院議院運営委員会の理事会で各党が対応を協議してきましたが、２５日の理事会でも結論が出ず、今月３０日までに理事会の開催が予定されていないことから、国会議員の歳費は、来月から元の水準に戻る見通しになりました。
理事会は、来月以降も歳費削減の是非について協議を続けるとしています。
