原子力協定締結の承認案 参院委員会で可決

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17日の参議院外交防衛委員会で、日本の原子力関連技術をトルコとUAE=アラブ首長国連邦に輸出できるようにする原子力協定締結の承認案が、自民・公明両党と民主党の賛成多数で可決されました。

日本の原子力関連技術をトルコとUAE=アラブ首長国連邦に輸出できるようにする原子力協定は、先の国会で継続審議になったため、政府は今の国会での締結承認を目指しています。
承認案は、今月4日の衆議院本会議で自民・公明両党と民主党などの賛成多数で可決されて参議院に送られ、17日開かれた参議院外交防衛委員会で審議が行われました。
そして、審議のあと採決が行われた結果、自民・公明両党と民主党の賛成多数で可決されました。
承認案は、18日の参議院本会議で採決が行われ、国会の承認が得られる見通しです。
承認案を巡っては、衆議院本会議で採決が行われた際、与野党双方から退席や欠席する議員が出て、このうち民主党は、党の賛成方針に従わずに退席した2人の議員について党の役職を解任したほか、許可を得ずに欠席した菅元総理大臣ら3人を幹事長による注意としています。