日中友好議連 来月訪中で調整
自民党の高村副総裁が会長を務める日中友好議員連盟は、中国との関係改善の糸口を探ろうと、来月上旬に北京に訪中団を派遣し、習近平指導部の要人と会談する方向で調整しています。
超党派の国会議員でつくる日中友好議員連盟は、中国の中日友好協会からの要請などを受けて、来月４日から３日間の日程で、北京に訪中団を派遣することを検討していて、会長を務める自民党の高村副総裁を団長に民主党の岡田前副総理や公明党の北側副代表ら、与野党の幹部が参加する見通しです。日中友好議員連盟は例年、大型連休の時期に訪中団を派遣していますが、去年は中国側が多忙を理由に習近平国家主席や李克強首相らとの会談は難しいとしたため、訪問を取りやめています。
高村氏は今回の訪問で、冷え込んでいる中国との関係改善の糸口を探り、首脳会談の実現に向けて環境整備を図りたい考えで、習近平指導部の要人と会談する方向で調整しています。
