衆議院鹿児島2区補選 きょう告示

参照元 衆議院鹿児島2区補選 きょう告示

去年夏の参議院選挙後、初めての国政選挙となる衆議院鹿児島2区の補欠選挙が、15日告示され、今月27日の投票日に向けて激しい選挙戦が繰り広げられる見通しです。

衆議院鹿児島2区の補欠選挙に立候補する意向を表明しているのは、▽自民党の新人で、公明党が推薦する元鹿児島県議会議員の金子万寿夫氏(67)、▽無所属の元衆議院議員で、民主党日本維新の会、結いの党、生活の党が推薦する打越明司氏(56)、▽共産党の新人で、元鹿児島県奄美市議会議員の三島照氏(72)、▽諸派の新人で、幸福の科学職員の松澤力氏(32)、▽諸派の新人で、介護福祉士の有川美子氏(42)、▽無所属の新人で、移動販売業の碩利昭氏(46)の6人です。
今回の補欠選挙は大手医療法人「徳洲会」グループの選挙違反事件に関連して自民党を離党した徳田毅衆議院議員が辞職したことに伴って行われます。
去年夏の参議院選挙後、初めての国政選挙で、与野党が対決する構図となる見通しです。
選挙戦では、▽政治とカネの問題に加え、▽消費税率が引き上げられて初めての国政選挙となることから、安倍政権の経済政策をはじめ、外交・安全保障政策などを巡って、論戦が行われるものとみられます。
また、鹿児島県内に川内原子力発電所があることから、原発の運転再開を巡る論戦も予想され、今月27日の投票日に向けて激しい選挙戦が繰り広げられる見通しです。