NHK予算 参院総務委で承認

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NHKの平成26年度予算が、28日の参議院総務委員会で、自民党公明党みんなの党の賛成多数で承認されました。

NHKの平成26年度予算は、大規模災害にも対応できる取材体制の整備や国際放送の充実・強化、それに、より高画質の「スーパーハイビジョン」の開発推進などを盛り込んでいます。
事業収入は6629億円、事業支出は6539億円となっていて、国内放送や国際放送の充実などに充てる経費を増やす一方、給与の削減などで経費の抑制に努めています。
このNHK予算は、28日の参議院総務委員会で審議と採決が行われ、自民党公明党みんなの党の賛成多数で承認されました。
一方、民主党共産党日本維新の会、結いの党、社民党、生活の党は反対しました。
また、28日の委員会では、▽協会の役職員は公共放送に携わる者として協会の名誉や信用を損ねるような発言や行動は厳に慎むこと、▽経営委員会は協会の経営に関する最高意思決定機関として重い職責を担っていることを再確認し、役員の職務執行に対する実効ある監督を行うことなどにより、国民・視聴者の負託に応えること、それに、▽首都直下地震南海トラフ地震などに備え、大阪局などへの本部のバックアップ機能の整備を平成26年度中に完了するとともに、緊急報道対応設備の推進を図ることなどとする付帯決議が、自民党民主党公明党みんなの党、結いの党、社民党、生活の党の賛成多数で採択されました。
28日の参議院総務委員会でのNHK予算の審議は、総合テレビとラジオ第1で、29日午前0時33分から録画と録音でお伝えします。