NHK26年度予算 衆院本会議で承認

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NHKの平成26年度予算が、27日の衆議院本会議で、自民党公明党みんなの党などの賛成多数で承認されました。

NHKの平成26年度予算は、大規模災害にも対応できる取材体制の整備や、国際放送の充実・強化、それにより高画質の「スーパーハイビジョン」の開発推進などを盛り込んでいます。
事業収入は6629億円、事業支出は6539億円となっていて、国内放送や国際放送の充実などにあてる経費を増やす一方、給与の削減などで経費の抑制に努めています。
このNHK予算は、27日、衆議院総務委員会で審議と採決が行われたのに続いて、衆議院本会議で採決され、自民党公明党みんなの党などの賛成多数で承認されました。
一方、民主党日本維新の会、結いの党、共産党、生活の党、社民党は反対し、8年ぶりに全会一致とはなりませんでした。
また衆議院総務委員会では、役員の言動などに対し国民の厳しい批判が寄せられていることに鑑み、信頼の回復に努めること、放送番組の編集にあたっては、国民・視聴者の多様な要望に応えるとともに、自律性、不偏不党性を確保し、正確かつ公平な報道に努めること、それに、国際放送の一層の充実を図ることなどとする付帯決議が、自民党民主党公明党みんなの党の賛成多数で採択されました。
NHK予算は、衆・参両院の承認を受けることになっており、このあと参議院で審議されます。