「1内閣で変更、憲法解釈への信頼を失う」公明・漆原氏

参照元 「1内閣で変更、憲法解釈への信頼を失う」公明・漆原氏

 ■漆原良夫・公明党国会対策委員長

 集団的自衛権は「権利はあるが、憲法の要請から行使できない」というのが日本の戦後一貫した考え。歴代総理も法制局長官もそう答弁してきたし、相当緻密(ちみつ)な論理の組み立てでできている。1内閣だけで自由に(解釈を)変更するのは、内閣の憲法解釈への国民の信頼を失う可能性がある。政府・与党一体として意思の合致がなければ(行使容認は)できない。野党はそれからの順番だ。連立15年、自公で助け合ってきた絆はものすごく太い。その絆があるうちは、我が党抜きに『責任野党』の皆さんと飛び越えて話し、『公明党さんは要らない』とはならない。(BSフジ番組で)