みんな 聞き取りに応じれば離脱容認

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衆議院議院運営委員会の理事会が開かれ、みんなの党は、党を離れた比例代表選出の議員に対する個別の聞き取りに結いの党が応じれば、会派からの離脱を認める考えを示しましたが、結いの党はこれに応じないことを確認しました。

みんなの党は、党を離れて結いの党に参加した比例代表選出の13人の議員に対し、「有権者を裏切る行為だ」として、議員辞職するよう求めていて、会派からの離脱を求める結いの党と対立が続いています。
22日に開かれた衆議院議院運営委員会の理事会で、みんなの党は「議員一人一人の意思を確認するため、聞き取りに応じる確約があれば、離脱を認める方向で検討したい」と述べ、議員に対する個別の聞き取りに結いの党が応じれば、会派からの離脱を認める考えを示しました。
また、自民党公明党日本維新の会は、通常国会の召集が24日に迫るなか、みんなの党と結いの党で協議し、早期に問題を決着させるよう求め、結いの党の対応を見たうえで、23日に改めて協議することになりました。
みんなの党の山内国会対策委員長は、理事会のあと記者団に対し、「われわれは譲歩しており、あとは結いの党の対応しだいで問題は決着する」と述べました。
これに対し、結いの党は国会内で江田代表ら幹部が協議し、「聞き取りは国会のルールになく理不尽な要求だ」として、応じないことを確認しました。