都知事選 候補者選考大詰めへ

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猪瀬前知事の辞職に伴い、来月投票が行われる東京都知事選挙は告示日まで3週間余りとなり、各党は今月6日以降の早い段階で支援する候補者を決めたい方針で、首都・東京のリーダーを争う候補者の顔ぶれに注目が集まっています。

東京都知事選挙は猪瀬前知事が大手医療法人「徳洲会」グループから5000万円を受け取った問題で辞職したことに伴って、今月23日に告示され、来月9日に投票が行われます。
これまでに都知事選挙に立候補することを表明しているのは日本弁護士連合会の元会長の宇都宮健児氏、1人で共産党と社民党が支援する方向で調整を進めています。また、自民党と民主党がそれぞれ支援する候補者の選考について31日の大みそかも対応を協議しましたが、結論は出ませんでした。さらに公明党なども対応を検討しています。
これまで都知事選挙では政党の支援を受けない無所属の候補者が告示日の直前に名乗りを上げるケースがあり、その動向も注目されています。
都知事選挙は今月23日の告示日まで3週間余りとなり、各党は今月6日以降に会合を開くなどして今月の早い段階で支援する候補者を決めたい方針で候補者選考の動きは大詰めを迎えます。
選挙戦ではことしから準備が本格化する6年後の東京オリンピックパラリンピックへの対応や首都直下地震への備え、急速に進む少子高齢化への対策などが争点になる見通しで、首都・東京のリーダーを争う候補者の顔ぶれに注目が集まっています。