末松氏、公明に推薦要請 名護市長選 知事は辺野古承認の意向伝達

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 来年1月19日投開票の沖縄県名護市長選に出馬表明している末松文信前県議(65)が公明党県本部に推薦を要請していたことが、分かった。市長選で勝利するには公明党支持層からの得票が不可欠とされるが、県本部は回答を保留している。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾=ぎのわん=市)の名護市辺野古への移設を受け入れる末松氏の推薦について、支持層の一部に抵抗感があるためで、自民党沖縄県連などは「党本部同士で早急な調整が必要だ」(幹部)としている。末松氏は今月4日、自民党沖縄県連の推薦を受け、その後、公明党県本部に推薦を要請した。