辺野古埋め立て承認、反対64% 沖縄県民世論調査

参照元 辺野古埋め立て承認、反対64% 沖縄県民世論調査

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、国が名護市辺野古の埋め立てを申請していることを受け、朝日新聞社沖縄タイムス社、琉球朝日放送と共同で、県内有権者に世論調査(電話)をした。仲井真弘多知事が申請を「承認するべきだ」とした人は22%にとどまり、「承認するべきではない」と答えた人が64%に上った。

 仲井真知事の支持率は57%。知事支持層に限っても「承認するべきだ」は24%、「承認するべきではない」が63%だった。政府は年内の埋め立て承認を知事に求めている。

 安倍政権には厳しい声が多い。内閣支持率は28%。朝日新聞社の7日の全国緊急世論調査では46%あり、沖縄での低さが際だつ。また県外への移設を否定し、辺野古に移設しないと普天間が固定化されるという政権の姿勢には「納得しない」が71%。自民支持層でも4割、公明支持層では8割に上った。