高知市長選 現職の岡崎氏 当選

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高知市長選 現職の岡崎氏 当選

11月15日 22時38分

任期満了に伴う高知市長選挙は15日に投票が行われ、無所属の現職で、自民・民主・公明・社民の各党が推薦する岡崎誠也氏が4回目の当選を果たしました。
自民・民主・公明・社民の各党が推薦する岡崎氏が、共産党が推薦する森敦子氏を破って、4回目の当選を果たしました。
岡崎氏は62歳。高知市の職員となり、産業振興部の副部長などを務めたあと、平成15年の市長選挙で初当選しました。
今回の選挙で、岡崎氏は、人口減少対策として、小学6年生までの医療費の無料化など子育て支援を充実させることや、南海トラフ巨大地震に備えた対策の強化などを訴えました。そして、推薦を受けた各党の支持層を固めるとともに、支持政党を持たない無党派層など幅広く支持を集め、新人の森氏を抑え、4回目の当選を果たしました。

岡崎氏は「南海トラフ巨大地震対策は、いかに津波を市街地に入れないかが生命線であり、防護強化を国に申し入れたい。また、市内の人口減少を食い止めるため、中心市街地でも中山間部でも魅力的なまちづくりを進めるとともに、子育て支援の充実策として、小学6年生までの医療費の無料化を来年10月から確実に実施したい」と述べました。