山口代表 従軍慰安婦問題解決に「大局的立場から支援」

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山口代表 従軍慰安婦問題解決に「大局的立場から支援」

10月9日 5時45分

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韓国を訪れている公明党の山口代表は、8日、ユン・ビョンセ(尹炳世外相と会談し、ユン外相が、いわゆる従軍慰安婦の問題の解決に取り組むよう求めたのに対し、山口代表は「与党として、大局的な立場からできる限り支援したい」と応じました。
この中で、ユン・ビョンセ外相は、「日本では、安全保障関連法が成立し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の大筋合意もできた。このあとは、従軍慰安婦の問題の解決に取り組んでほしい」と求めました。
これに対し、山口代表は「日韓双方が努力して最終的に解決するという強い意志を持つことが大事だ。与党として、大局的な立場からできる限り支援したい」と応じました。
また、ユン外相は、北朝鮮が、10日の朝鮮労働党創立70年に合わせて、人工衛星の打ち上げと称して、事実上の長距離弾道ミサイルを発射する可能性を示唆していることを踏まえ「北朝鮮が今月、軍事的な動きをするかもしれないという懸念がある」と述べたのに対し、山口氏は「日米韓3か国が連携を強化して、対応しなければならない」と述べました。
一方、山口氏は、8日夜、同行の記者団と懇談し、「パク大統領は、きのうの会談で、『安倍総理大臣にお会いするのを楽しみにしている』と言っており、日韓首脳会談の実現の可能性は十分にあると思う」と述べました。