大阪都構想案、法定協で「賛成」確認 公明大阪本部
公明党の大阪府議団と大阪市議団は７日、それぞれ会合を開き、法定協議会で１３日に採決される大阪都構想案に賛成する方針を決めた。都構想の是非を問う住民投票を実施するためで、都構想の実現には反対していくことも確認した。公明党大阪府本部としての正式な態度決定になる。
公明党府本部は住民投票の実施に向け、大阪維新の会に協力していく方針。法定協や府・市両議会では、維新単独でまとめた都構想案に対する問題点を追及するため、修正は求めない。５月１７日に行われる見通しの住民投票では、大阪市民に反対の投票を呼びかけていく方針だ。
公明党府議団の清水義人幹事長は７日の会合後、記者団に「問題点、課題は何も変わっていない。議案は『承認』するが、都構想には反対だ」と語った。
