那覇市長選が告示、2氏立候補 16日に知事と同日選

参照元 那覇市長選が告示、2氏立候補 16日に知事と同日選

 沖縄県知事選に立候補した那覇市の翁長雄志・前市長(64)の辞職に伴う同市長選が9日告示され、いずれも無所属で、前副市長の城間幹子(しろま・みきこ)氏(63)、弁護士の与世田兼稔(よせだ・かねとし)氏(64)=自民、公明推薦=が立候補を届け出た。城間氏は翁長氏の後継、与世田氏は仲井真弘多知事(75)側が擁立し、知事選と連動した構図で争われる。投開票は16日で、知事選と同日選となる。

 知事選は、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設の是非が最大の争点。「移設推進」の仲井真氏に対し、翁長氏は「阻止」を掲げて出馬した。

 城間氏は、翁長氏の陣営が選考委員会を設けて選んだ。「翁長市政を継承、発展させる。辺野古移設には反対」と主張している。与世田氏は自民党県連が擁立。「安心して子育てできる街づくり」を訴え、移設問題については「市長選の争点にならない」としている。