「地方創生」の法案 特別委で早期審議を
自民・公明両党の幹事長らが会談し、内閣の重要課題の１つである「地方創生」の基本理念を盛り込んだ法案などを今の国会で確実に成立させるため、来週以降衆議院で特別委員会を新たに設置して、早期の審議入りを目指す方針を確認しました
１日の会合には自民・公明両党の幹事長と国会対策委員長が出席しました。
この中で自民党の佐藤国会対策委員長は「安倍総理大臣は今の臨時国会を『地方創生国会』と位置づけ、所信表明演説でもその決意を強調している」と述べました。
そのうえで会合では、「地方創生」の基本理念を盛り込んだ「まち・ひと・しごと創生法案」などを今の国会で確実に成立させるため、衆参両院の予算委員会での基本的質疑が終わる来週以降、衆議院で特別委員会を新たに設置して早期の審議入りを目指す方針を確認しました。
自民党の佐藤氏は記者団に対し「民主党の川端国会対策委員長とはすでに特別委員会を設置する方向で話をしており、調整を急ぎたい」と述べました。
政府・自民党は衆議院の特別委員会の委員長に、鳩山邦夫元総務大臣を起用する方向で調整しています。
