公明党 幹事長と政調会長を再任へ
公明党の山口代表は、任期満了に伴う党役員人事で、井上幹事長と石井政務調査会長をそれぞれ再任させる方針を固め、２１日の党大会で正式に承認される見通しです。
公明党の山口代表は、任期満了に伴う党代表選挙で、無投票で４回目の当選を決めたことを受けて、一任を受けていた役員人事について検討を進めてきました。
そして山口氏は、来年春の統一地方選挙への対応などを考慮して、井上幹事長を再任させるとともに、石井政務調査会長も政策に幅広く精通している点を評価し、再任させる方針を固めました。
一方、漆原国会対策委員長は、８年にわたって国会対策委員長を務めたことを踏まえて、世代交代を図る観点から交代することになり、後任に大口善徳国会対策委員長代理を充てる方向で調整が進められています。
この党役員人事は、いずれも２１日の党大会で正式に承認される見通しで、党大会では、冷え込んでいる中国や韓国との関係改善に向けて、両国との首脳会談を早期に実現するため公明党が積極的な役割を果たしていくことなどを盛り込んだ、今後２年間の活動方針も決定することにしています。
