滋賀県知事選 三日月氏が当確

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無所属の新人3人による争いとなった滋賀県知事選挙は13日に投票が行われ、元民主党衆議院議員三日月大造氏が、自民党などが推薦する新人らを破り、初めての当選を確実にしました。

三日月氏は43歳。
JR西日本労働組合の役員などを経て、衆議院議員に平成15年の選挙から4回続けて当選し、この間、国土交通副大臣などを務めました。
今回の滋賀県知事選挙は、2期8年、非自民を貫いた現職の嘉田由紀子知事が立候補しないなか3人の新人が立候補し、▽政党の推薦を受けず、嘉田知事が後継として支援した元民主党衆議院議員の三日月氏と、▽嘉田知事との対決姿勢を鮮明にしてきた自民党のほか、公明党日本維新の会の地方組織が推薦する小鑓氏が競り合いました。
三日月氏は嘉田知事の全面的な支援を受け、特定の政党に偏らず、中央主導ではない「草の根自治」や、原発への依存を徐々に減らす「卒原発」など、嘉田県政の継続を訴えました。
また、政党の推薦は受けなかったものの、民主党労働組合などは実質的に選挙戦を支援し、民主党の支持層のほか、支持政党を持たない無党派層などからも幅広く支持を集め、初めての当選を確実にしました。