北側副代表 閣議決定向け党内調整進める考え

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公明党の外交・安全保障に関する合同調査会が開かれ、会合のあと、北側副代表は記者団に対し、27日朝の与党協議で示された政府の閣議決定案について「非常に歯止めが効いている」と評価し、閣議決定に向けて党内調整を進める考えを示しました。

27日の会合では、政府側が27日朝の与党協議で示した武力行使の新たな3要件の試案・試みの案を柱とする閣議決定案を説明しました。
これについて、出席者からは「武力行使と一体化した支援活動は行わないと明記できないか」といった要望や「集団安全保障措置としての武力行使は行わないことで間違いないか」という質問が出されました。
会合では、週明け、政府側から改めて説明を聞くことになり、そのあと、北側副代表は記者団に対し「閣議決定案は集団的自衛権の行使に当たって非常に歯止めが効いていて、限定された要件を盛り込んでいる」と述べて評価し、閣議決定に向けて党内調整を進める考えを示しました。