石破氏「公明の理解得られるよう努力」

参照元 石破氏「公明の理解得られるよう努力」

自民党の石破幹事長は、埼玉県東松山市で講演し、日本を取り巻く安全保障環境の変化に対応するには、限定的に集団的自衛権の行使を容認することが必要だとして、公明党の理解を得られるよう努力する考えを改めて示しました。

この中で、自民党の石破幹事長は、日本を取り巻く安全保障環境に関連して、「朝鮮半島の情勢は何が起きるか分からないし、中国とベトナムも小さな衝突を繰り返している。そういうなかで、日本にふさわしい世界に対する責任の果たし方を考えるべきだが、『アメリカと組んで世界中に行って戦争をしよう』などと考えることはない」と述べました。
そのうえで、石破氏は、「日本を守っているアメリカの船が攻撃されて火だるまになったときに、『知りません』で本当にすむのか。公明党と一生懸命協議して、平和をつくるために何ができるか考えたい」と述べ、限定的に集団的自衛権の行使を容認することに、公明党の理解を得られるよう、努力する考えを改めて示しました。