集団的自衛権、合流障壁に 行使容認の維新、慎重崩さぬ結い

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 日本維新の会集団的自衛権の行使について憲法解釈変更によって限定的に容認する見解を正式にまとめたことが、結いの党との合流の壁となってきた。維新は、容認を目指す安倍晋三首相と容認に慎重な公明党を分断し、議論を主導する狙いだが、結いは容認に慎重な立場を崩していない。継続中の政策協議でも集団的自衛権の問題は棚上げされたままで、今年最大の政治課題に両党が一致しないまま合流すると「野合」批判を受けかねない。