NHK26年度予算 国会で承認

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NHKの平成26年度予算が31日の参議院本会議で、自民党公明党みんなの党などの賛成多数で承認されました。
NHK予算はすでに衆議院で承認されており、これで国会で承認されたことになります。

NHKの平成26年度予算は大規模災害にも対応できる取材体制の整備や、国際放送の充実・強化、それに、より高画質の「スーパーハイビジョン」の開発推進などを盛り込んでいます。
事業収入は6629億円、事業支出は6539億円となっていて、国内放送や国際放送の充実などに充てる経費を増やす一方、給与の削減などで経費の抑制に努めています。
そして、収入から支出を差し引いた90億円のうち80億円は、完成から半世紀近くたつ東京・渋谷の放送センターの建て替えに備えて積み立てることにしています。このNHK予算は先週、参議院総務委員会で採決されたのに続いて、31日の参議院本会議で採決が行われ、自民党公明党みんなの党などの賛成多数で承認されました。
一方、民主党共産党日本維新の会、結いの党、社民党、生活の党は反対し全会一致とはなりませんでした。
NHK予算は、衆議院では今月27日の本会議で承認されており、これで国会で承認されたことになります。