民主 国会改革案は調整不十分
民主党は、総理大臣の衆議院での委員会出席を限定する一方、党首討論を毎月１回開催するなどとした国会改革案について、参議院側との調整が不十分だなどとして、自民・公明両党や日本維新の会と引き続き協議していくことになりました。
国会改革を巡って、自民・公明両党は、日本維新の会との実務者レベルの協議で、総理大臣の衆議院での委員会出席を限定する一方、党首討論を毎月１回開催することなどで大筋で一致し、民主党との調整を急ぎたいとしています。
これを受けて民主党の政治改革・国会改革推進本部は役員会を開き、対応を協議しました。
この中では、出席した参議院議員から、「国会改革は、衆参両院が一体となって進めるべきなのに、衆議院側で議論が先行し、参議院側との調整が与野党ともに不十分だ」という意見が出されました。
また、自民・公明両党と維新の会が、議員立法で提出された法案は原則として委員会に付託し、与野党が合意すれば議員どうしで議論するなどとしている点についても、「審議の充実が必ずしも保障されていない」という指摘が出され、３党と引き続き協議していくことになりました。
