静岡知事、改めて秘密法批判 「支持率低下は健全」

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 特定秘密保護法が成立したことについて、川勝平太知事は12日の定例記者会見で「情報は誰のものなのかという議論がなく、成立は拙速。(内閣の)支持率が下がったのは健全な国民の判断だ」と改めて批判した。

 同法は6日深夜の参院本会議で自民、公明両党の賛成多数で可決、成立した。ただその後の朝日新聞の世論調査では、安倍内閣の支持率は46%と前月の53%から下がり、5割を切った。

 川勝知事は「情報は国民のもの。秘密があっても一定期間たったら必ず公開するのが原則だ。情報が共有されなくては主権在民が成り立たない」と述べた。