特定秘密保護法案 修正案を説明 日程で協議

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特定秘密保護法案」を審議している衆議院の特別委員会は、25日夜、与党と日本維新の会、みんなの党による修正案の趣旨説明が行われた一方、採決の日程を巡って理事会で協議が続いています。

特定秘密保護法案」を審議している衆議院の特別委員会は、福島市で地方公聴会を開いたあと、25日夜、委員会を開きました。
委員会では、「特定秘密」は、一部の例外を除いて60年後までに公開することや、指定に当たって統一的な運用を図るための基準案を総理大臣が作成することなどを盛り込んだ、自民・公明両党と日本維新の会、みんなの党の4党による修正案の趣旨説明が行われました。
そして、修正案の提出者を代表して、自民党の中谷・特命副幹事長は「委員各位の賛同をお願いしたい」と述べ、修正案の早期成立に協力を求めました。
一方、採決の日程については、委員会のあと再開された理事会で、現在、協議が続いています。
また、衆議院議院運営委員会は午後5時から理事会を開いて、26日、衆議院本会議を開くか協議しました。
この中で、民主党や日本維新の会などは、「特定秘密保護法案の採決を視野に入れているのであれば本会議を開くことは認められない」という考えを示し、理事会は、いったん休憩になり、25日夜、改めて協議することにしています。