秘密保護法案 今国会は断念を

参照元 秘密保護法案 今国会は断念を

民主党の大畠幹事長は大阪市で記者団に対し、特定秘密保護法案について、自民・公明両党が日本維新の会やみんなの党と修正合意した内容にも問題が多く、日本の将来に禍根を残すことになるとして、今の国会での成立は断念すべきだという考えを示しました。

この中で民主党の大畠幹事長は、特定秘密保護法案について、「政府が提出した法案はあまりにも問題が多すぎるが、自民・公明両党が日本維新の会やみんなの党と修正協議して合意した内容も、一体何が前進したのかよく分からない」と述べました。
そのうえで大畠氏は「法案を性急に採決すれば日本の将来に禍根を残すことになる。あまりにも影響が大きい法案を短い会期で仕上げてしまうこと自体が間違いであり、臨時国会で仕上げることは断念し、継続審議にすべきだ」と述べ、今の国会での特定秘密保護法案の成立は断念すべきだという考えを示しました。