東京都知事選 投票日まで1週間

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猪瀬前知事の辞職に伴う東京都知事選挙は、投票日まで1週間となりました。
日曜日の2日、各候補者は駅前や繁華街を回るなどして支持を訴えました。

東京都知事選挙に立候補しているのは届け出順に、▽無所属の新人で、自営業の姫治けんじ氏(61)、▽無所属の新人で、共産党社民党が推薦する日本弁護士連合会の元会長の宇都宮健児氏(67)、▽無所属の新人で、発明家のドクター・中松氏(85)、▽無所属の新人で、航空自衛隊の元航空幕僚長田母神俊雄氏(65)、▽無所属の新人で、弁護士の鈴木達夫氏(73)、▽無所属の新人で、自営業の中川智晴氏(55)、▽無所属の新人で、自民党東京都連と公明党東京都本部が推薦する元厚生労働大臣舛添要一氏(65)、▽無所属の新人で、民主党、結いの党、生活の党が自主的に支援する元総理大臣の細川護熙氏(76)、▽諸派の新人で、政治団体代表のマック赤坂氏(65)、▽無所属の新人で、インターネット関連会社役員の家入一真氏(35)、▽無所属の新人で、元自衛官の内藤久遠氏(57)、▽無所属の新人で、元会社社長の金子博氏(84)、▽無所属の新人で、一般社団法人理事長の五十嵐政一氏(82)、▽無所属の新人で、元市役所職\xB0 漚亮鮓騸儖貉瓠複僑粥法□μ欺蠡阿凌型佑如ヿ宜盥散詰,両昌蛙瞳薭瓠複沓押法□μ欺蠡阿凌型佑如∪嚩C賃梁緝修虜ⅹ緡柑瓠複僑粥砲裡隠郷佑任后\xA3
宇都宮氏は、「震災の時に都民の命を守る責任は東京都にある。私が都知事になったら、都民の建物の耐震工事や不燃化のための工事は都が助成金を出すようにする。都民の皆さん一人ひとりの命と安全を守り、暮らしと人権が守られる、みんなが希望を持って生きられる街をつくっていきたい」と訴えました。
ドクター・中松氏は、「オリンピックに対する過剰な予算を削ったり、そのほかの東京都の予算の無駄を削ったりして、皆さまのために減税したいと思う」などと訴えました。
田母神氏は「原発を使わずに、今後、GDPを伸ばしていくのは困難で、原発を安全に使って中小企業の経営を安定させて、皆さんの賃金や給料も上昇するという方がずっといいと思う。積極的に公共事業を行う以外にデフレから脱却する道はなく、東京都の都民税の減税と公共事業で、2兆円の景気刺激策を実施したい」と訴えました。
舛添氏は、「東京都知事の仕事は皆さんがたの生命と財産を守ることだ。全力を挙げて、この東京を世界で一番災害に強い街に改造したい。そして皆さんの力で勝たせていただいたなら、厚生労働大臣時代の経験を生かして、さらに福祉を前に進めて、福祉の分野でも世界一の街・東京をつくりたい」と訴えました。
細川氏は、「いくつかのヨーロッパの国が、原発を動かさず自然エネルギーに切りかえる先進的な試みをしているように、そうした方向にかじを切っていくことこそが日本の進むべき方向だ。いったん原発事故が起こったら命に関わることになり、お金と命のどっちが大事だと聞かれたら、命に決まっている。その命を守るのが知事の仕事だ」と訴えました。
家入氏は、「20代、30代の人たちもきちんと投票することで政治に参加してほしい。みんなの居場所がある生きやすい東京をつくりたい」と訴えました。
選挙戦では、少子高齢化が急速に進むなかでの医療・福祉政策や、景気・雇用対策、原発の在り方を含めたエネルギー政策、それに、首都直下地震に備えた防災対策などを巡って論戦が繰り広げられています。
東京都知事選挙は今月9日に投票が行われ、即日開票されます。